テーマ : 事件事故しずおか

【新署長語る】得意を生かせる職場に 浜北署長・成岡智さん

 4月の訓示で「人に惚(ほ)れ」「土地に惚れ」「仕事に惚れ」の三惚れを大切にしてほしいと署員に伝えた。署員の得意な部分を生かせる職場を作る。ルールの徹底を呼びかけ、引き締まった組織に育てつつ、明るい雰囲気も大切にしていく。

成岡智さん
成岡智さん

 車上荒らしや万引、窃盗など街頭犯罪の減少はもちろん、行方不明になる高齢者の早期発見に力を入れる。
 自動車の交通事故は出合い頭の衝突事故が多い。交通事故防止の啓発を徹底する。県内外で被害が相次ぐ国際ロマンス詐欺やSNS型投資詐欺も管内でいつ起きるか分からない。インターネット上の警戒活動やさまざまな情報の共有を強化する。
 浜北署の勤務は初めて。管内は気さくに声をかけてくれる人が多く、人情味ある地域だと感じる。自然は豊かで文化や歴史も面白い。ウオーキングが趣味で10キロ近く歩くこともある。たくさん歩いていろんな場所を巡りたい。
 科学捜査研究所副所長、捜査一課統括検視官兼検視官室長、鑑識課長を歴任。牧之原市出身。57歳。

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