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静岡中央銀行、新社長に小森氏 清野社長は会長に

 静岡中央銀行(沼津市)は24日の取締役会で、小森博史常務取締役(61)が社長に昇格する人事を内定した。清野真司社長(73)は代表権のある会長に就く。6月27日開催予定の株主総会と取締役会で正式決定する。社長交代は11年ぶり。若返りを図り、物価高に直面する中小企業支援を強化する。

小森博史氏(静岡中央銀行代表取締役社長)
小森博史氏(静岡中央銀行代表取締役社長)
清野真司(静岡中央銀行代表取締役会長)
清野真司(静岡中央銀行代表取締役会長)
小森博史氏(静岡中央銀行代表取締役社長)
清野真司(静岡中央銀行代表取締役会長)

 小森氏は愛知県出身、大阪大卒。1985年に三和銀行(現三菱UFJ銀行)に入行し、融資部中小企業審査室長などを歴任した。東京不動産信用保証専務取締役などを経て、2023年6月に静岡中央銀に入り現職。
 三和銀出身の清野氏は13年6月の社長就任後、定期的に顧客を訪ねてニーズを聞き取り業務支援に当たる「訪問頻度管理」を推進。預金残高と貸出金残高ともに約4割上昇に尽力した。

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