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新茶シーズン幕開け 藤枝で初取引 形状物に引き合い

 藤枝市堀之内のJA大井川藤枝工場で24日、新茶初取引が行われた。前年より7日遅い。茶業関係者ら約80人が新茶シーズンの幕開けを祝った。

初取引が成立し、手合わせする茶業関係者=藤枝市堀之内のJA大井川藤枝工場
初取引が成立し、手合わせする茶業関係者=藤枝市堀之内のJA大井川藤枝工場

 市内の4工場から8口計404キロが上場し、最高値はやぶきたの6300円。茶商らが茶葉の形状や水色、香りを吟味し、取引が成立すると威勢のよい手合わせの音が響いた。高値でも形状物は早く片付いた。
 初取引に先立ち、式典が開かれた。同JAの杉山芳浩組合長は「一人でも多くの方により良い茶を飲んでいただき、活発な取引につながることを祈念する」とあいさつ。生産者を代表し、同JA茶業協議会藤枝支部の杉村金光支部長は「ここ数日の温かさで一斉に新しい芽が出ている。心配した霜もなく適当な雨により、良い物ができたと自負している」と述べた。

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