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清水港、3月輸出減 輸入ともに2カ月連続減

 名古屋税関清水税関支署がこのほど発表した3月の清水港貿易概況(速報値)によると、輸出は前年同月比2・0%減の1910億円と2カ月連続の減少となった。輸入も23・2%減の980億円と2カ月連続の減少。差引額は930億円の輸出超過だった。
 輸出はプラスチック(63・2%増)や写真用・映画用材料(57・7%増)が増加。一方、加熱用・冷却用機器(74・7%減)や原動機(9・4%減)、電気計測機器(39・7%減)は減少した。輸入はアルミニウムおよび同合金(51・5%増)や自動車の部分品(31・8%増)が増えた一方、玩具および遊戯用具(90・2%減)や液化天然ガス(50・0%減)、科学光学機器(70・8%減)などは減少した。
 御前崎港は輸出が15・8%減の333億円と18カ月ぶりの減少。輸入も29・5%減の15億円と3カ月ぶりに減少した。輸出は自動車(24・2%減)が減少した。輸入は飼料が全減した。田子の浦港は輸出が70・5%増の13億円、輸入が3・2%減の34億円だった。静岡空港は輸出入実績がなかった。
 (清水支局・坂本昌信)

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