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新社長に栗沢氏 クレステック

 取扱説明書の企画・製作などを手がけるクレステックは30日、新社長に栗沢威臣取締役兼執行役員欧米事業部長(53)が7月1日付で就任する人事を発表した。高林彰社長(65)は代表権のない取締役となる。

栗沢威臣氏
栗沢威臣氏

 代表権は栗沢氏1人が持つ。同社は「総合情報創造企業」を掲げ、中核とする取扱説明書製作の対象分野や、マーケティングからアフターサービスまでトータルでの事業の拡大に注力している。次の10年を見据えた持続的な成長へ「新たな経営体制の下、新領域への挑戦にも積極的に取り組み、企業価値の向上を目指す」(同社)としている。
 執行役員制度の変更も併せて発表した。経営会議に取締役会の権限の一部を委任された取締役が出席することで、意思決定の迅速化を図る。
 栗沢威臣氏(くりさわ・たけおみ) 1997年入社。2010年9月執行役員、23年9月取締役執行役員、同年10月から現職。米フィリップスジュニアカレッジ卒。浜松市出身。

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