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貯蓄性高い商品に注力 第一生命保険沼津支社長/田島裕士【サンフロント21懇話会~熱き地域人】

田島裕士氏
田島裕士氏

 ―事業環境は。
 「新型コロナの5類移行後も一部企業は訪問営業が制限されている。対面からスタートする新規顧客の開拓が難しい。訪問を認めてもらえるよう企業に粘り強く働きかけている。約330人に減った営業職員をコロナ禍前の約400人に戻したい」
 ―注力する商品は。
 「新NISAなどの影響で資産形成への関心が高まり、保障と貯蓄性を両立した商品の案内が増えている。昨年12月に発売した指数連動型年金は契約から3年経過すると元本が保証され運用益の上振れも期待できる。とても好評」
 ―地域に対する思いは。
 「2019年以降11市町と包括連携協定を結んだ。営業職員が日々顧客に接する利点を生かし、各自治体の課題解決の役に立ちたい。コロナ下で飲食店支援を目的に始めた営業拠点駐車場でのマルシェは住民に好評。継続したい」

 【第一生命保険沼津支社】静岡支社(静岡市)から独立し1983年に開設した。県東部20市町が営業エリア。11カ所に営業拠点を置く。職員数は内勤を含めて約400人。顧客数は約9万2千人。「東部の未来の伴奏者に。」を運営方針に掲げる。沼津市大手町。

 【サンフロント21懇話会】静岡県東部の企業、各種団体、行政関係者などで構成し会員は約300人(4月末現在)。入会の問い合わせは静岡新聞社・静岡放送東部総局<電055(962)6520>へ。

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