テーマ : 経済しずおか

東京青果市場案内(JA静岡経済連東京事務所調べ)相場もちあいから下げ

 大型連休が明けて節約志向が強まり、消費者の購買意欲は徐々に低下している。このため、東京都中央卸売市場では野菜全般の相場はもちあいから下げの展開を見込む。
 【セロリ】2L、Lは不足感が続く。相場はもちあい。今週末から長野県産の入荷が始まる見込み。
 【葉物類】九州産地の入荷は横ばい。3、4月の天候不順を受け、5月中は九州産地の入荷増は見込めない。量販店からは安定した発注があり、相場はもちあい。
 【ジャガイモ】連休中の量販店の荷動きが鈍く、発注は伸び悩む。九州産地は疫病などでロスが発生しており、入荷が少ない。
 【果実類】スイカは生育遅れと小玉化の傾向で、ブドウは今週から長野県産ナガノパープルや山梨県産ピオーネが入荷。いずれも高値相場が維持されている。マンゴーやメロンは前年に比べ相場が高く、母の日ギフトの売り場作りが難しく、荷動きはやや鈍い。
 【イチゴ】各産地の入荷は今後も少ない見込みのため、本県産に業務筋からの発注が増加している。
 (価格、入荷量はJA静岡経済連東京事務所9日調べ)

いい茶0

経済しずおかの記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞