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真富士屋食品を完全子会社化 焼津水産化学工業

 焼津水産化学工業(YSK)は23日、麺つゆなどを製造販売する真富士屋食品(静岡市駿河区)を完全子会社化したと発表した。経営再建を目指すYSKは6月にも非上場化した上で、いなば食品(同市清水区)のグループ会社となる方向で手続きが進行している。真富士屋食品を傘下に置くことで中期経営計画に位置づけた中食・外食分野の事業拡大を図る。
 真富士屋食品の100%親会社の清酒メーカー大関(兵庫県西宮市)から全株式を取得した。取得額は非公表。買収協議はYSKが非上場化に向け動き出した昨年8月以前から進めてきたという。
 真富士屋食品は1954年創業。静岡市と焼津市に本社、工場を持ち、麺つゆのほか、おでんやカレーなどのレトルト食品、業務用小パックの製造販売を行ってきた。2015年に大関の子会社になった。

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