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静岡県東部DI、マイナスに転じる 1~3月期 製造業が大幅低下

 企業経営研究所(長泉町)がこのほど発表した静岡県東部にある企業の2024年1~3月期業況判断指数(DI)はマイナス6・0だった。製造業の大幅な低下で前期(23年10~12月期)から10・4ポイント悪化し、3四半期ぶりにマイナス水準に転じた。

 トヨタ自動車グループの生産停止などの影響が県東部の製造業にも波及。非製造業では、物価高に伴う消費者の節約志向などが景況感の悪化につながったとみられる。
 1~3月期の製造業の業況DIはマイナス11・1で、前期の10・7から大幅に低下した。非製造業の業況DIは前期の0・0からマイナス2・5に下がった。
 4~6月期の業況DIは13・0と、再びプラス水準に転じる見通し。製造業が17・3、非製造業は10・1とともに10ポイント以上の大幅な改善予想となっている。
 調査は2~3月にアンケート形式で実施し、200社から回答を得た。

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