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デジタル茶況(4月23日)出回りまばら 活気に欠ける

 静岡茶市場と静岡市中の県産一茶は、雨後のつゆを気にして操業を取りやめた工場が多かった影響で、入荷がまばらだった。市中は坂部、磐田、初倉が中心で、順調に商談が成立。平均価格帯は3000円台半ばで推移した。初荷の上級品では7000円台~6000円台があった。
 市中問屋は「品質は悪くないが、活気に乏しい」と語る。あっせん業者も「それほど買い気が強いわけではない。今日は入荷が少なく苦労しなかったが、明日一気に荷が増えたときにどうなるか」と気をもむ。
 島田、金谷、川根 川根地域の初取引が行われ、下長尾や久野脇からやぶきた4口36キロが上場した。40888~10800円で取引された。平均単価は15920円だった。
 榛原、相良 勝間田地区で生産が始まりつつある。工場の稼働は増えているが、持ち込みが少ないため量は膨らんでいない。
 掛川、小笠 掛川茶市場では初取引が行われ、8工場から11口1066・8キロが上場した。最高値は3万円で、平均単価は6881円だった。
 袋井、森 初取引が行われ、茶ピアは7口52キロが上場、最高値は3万円。森町茶業センターには16口67キロが持ち込まれ、最高値は2万100円だった。




 

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