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地域発展へ決意新た 経済4団体が合同入社式 静岡

 静岡県商工会連合会、県中小企業団体中央会、県経営者協会、県商工会議所連合会の県内経済4団体は9日、オンラインと来場での参加を組み合わせた合同入社式を静岡市葵区で行った。62社163人が、地域経済発展の一翼を担う決意を新たにした。

静岡県内経済4団体が行った合同入社式=9日午前、静岡市葵区
静岡県内経済4団体が行った合同入社式=9日午前、静岡市葵区

 県商議所連の岸田裕之会長はあいさつで、社会経済活動の正常化が進む一方、原材料価格高騰や円安、人手不足など中小企業を取り巻く厳しい事業環境に言及。その上で「柔軟な発想で時代の変化を先取りし、臆することなくさまざまな課題に挑戦してほしい」と呼びかけた。先輩から激励メッセージも寄せられた。
 日本パラリンピック委員会の河合純一委員長(浜松市出身)も登壇し、「(仕事の)先にある多くの人たちの喜びや幸せを意識することで、大きな力になっていく」と語りかけた。
 森貴志副知事が祝辞の冒頭で「知事の新規採用職員への訓示で、この中にも心を痛めた方がいらっしゃると思う。この場を借りて改めておわび申し上げる」と述べ、頭を下げる場面もあった。

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