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コンゴ訓練機構にスズキが機材寄付 自動車整備士養成

 スズキは19日までに、アフリカ・コンゴの国立職業訓練機構(INPP)に、四輪や部品など自動車整備士養成に必要な機材を寄付した。

(提供写真)コンゴの国立職業訓練機構で開かれた寄贈式=キンシャサ
(提供写真)コンゴの国立職業訓練機構で開かれた寄贈式=キンシャサ

 贈ったのはジムニーの中古車3台やエンジン5基、スペア部品など計590点。国際協力機構(JICA)とINPPが2011年から進める技術協力プロジェクトを支援する。
 18日、コンゴの首都キンシャサにあるINPP本部で寄贈式が行われ、スズキやコンゴ大臣、INPP幹部らが出席した。
 スズキによると、22年度のアフリカのスズキ車販売台数はインドなどからの輸出を中心に約11万台と過去最高だった。このうちコンゴは100台程度と少ないが、鈴木俊宏社長は「自動車の普及に伴って整備士によるアフターサービスの需要も伸びる。今後のINPPによる自動車整備士養成の重要性が増すと確信している」とコメントした。

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