テーマ : 経済しずおか

磐田をレモンの産地に 生産者が定植・栽培学ぶ

 JA遠州中央は10日、レモンの産地化に向け、生産者向けの定植・栽培講習会を磐田市藤上原の農地で開いた。今週中にもレモンの定植に取り組む組合員約20人が注意点を学んだ。

レモンの産地化に向け、生産者に定植と栽培の注意点を説明した講習会=磐田市藤上原
レモンの産地化に向け、生産者に定植と栽培の注意点を説明した講習会=磐田市藤上原

 JA静岡経済連西部支所の果樹指導担当者が実践を交え、苗の根の乾燥を防ぐ対策などを説明した。茶生産者の稲垣明久さん(70)=同市大久保=は「新しい作物だから手探りになるが、生産者、JA、市で協力して産地を育てたい」と意欲を示した。
 同JAは本年度、レモンの苗450本を生産者に無償提供する。本格的な収穫までは4~5年かかるという。市は産地化に向け、農園の整地・土地改良費用や未収益期間の管理費を補助する制度を新設した。

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