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デジタル茶況(4月12日)初取引上場50キロ 過去最少 静岡茶市場

 静岡茶市場で開かれた新茶初取引では3月下旬の低温が芽の生育を遅らせ、静岡県内産の数量が50キロと過去最少を記録した。出荷した郡部生産者は「今年は遅い。初取引に合わせるため、芽が出たものを全部摘んで持ってきた」と話す。
 市中問屋は「初取引が大きく報道されると注文が増える。ただ本県産はしばらく出回らないので、鹿児島県産の引き合いが強まりそう」と見通す。県産一茶は15日に磐田からさえみどりが少量入荷する予定。
 鹿児島県産は本土物と種子島産の計1万6700キロが上場。今後高まる新茶需要を見越し、色乗りのいい茶を求める買い手が目立った。種子島産はやぶきた、本土物はあさつゆが出始めた。

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