テーマ : 経済しずおか

デジタル茶況(4月20日)買い手慎重、わせ品種に満腹感 静岡市中、静岡茶市場の県産一茶

 静岡市中の県産一茶は、磐田、初倉、坂部の荷が中心。静岡茶市場には小笠と有度から初荷が届いた。
 出荷産地が広がる一方、「買い手が想定以上に仕入れに慎重。新茶商戦のムードがほとんど感じられない」(あっせん業者)。シーズン序盤で上物を求める茶商が多く、県外物の出回りで手当てに一巡感があるわせ品種には満腹感が見られる。
 県中部の生産者は「同じ畑でも生育がまちまちで、無理をして摘もうとすると芽ぞろいが悪くなる。今シーズンは摘採タイミングの見極めが難しい」と話す。

 榛原、相良 収穫時期を前に雨が続いていることから、生産者は芽伸びを確認している。牧之原市内のある生産者は「雨や気温が適度で、成長は順調」と話す。

いい茶0

経済しずおかの記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞