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森林法規制「県に一本化を」 熱海市長、農水省に改正要望 熱海土石流

 熱海市の斉藤栄市長は17日、農林水産省に勝俣孝明副大臣(衆院静岡6区)を訪ね、同市伊豆山で発生した土石流災害の再発防止策の一環として森林法の改正を要望した。開発面積に応じた手続きの権限について、都道府県に一本化するよう提案した。
 現在は開発面積が1ヘクタール以下で市町村の伐採届、1ヘクタール超ではより厳しい県の許可が必要となる。斉藤市長は許可規制を逃れようと、面積を小分けにして届け出る業者がいると指摘し「悪質・脱法的な開発行為が行えないような制度設計にするべきだ」と訴えた。
 勝俣氏は規制区域内の造成を許可制とする5月施行の盛り土規制法が問題解決策になるとの農水省の立場を示し「まずは法施行の効果を見てほしい」と応じたという。

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