テーマ : 熱海土石流災害

地域防災計画修正案 市が承認 熱海土石流 教訓踏まえ

 熱海市は20日、市防災会議を市役所で開き、2021年7月に伊豆山で発生した土石流災害の教訓を踏まえた地域防災計画の修正案を協議し、承認した。災害時に公表することを前提にした安否不明者などの情報収集や住民の早期避難を促すための「わたしの防災計画」作成の推進などを盛り込んだ。
 伊豆山の土石流は起点の盛り土が被害を拡大させた。計画案では、危険が確認された盛り土について、各法令に基づき速やかに是正させるために行政指導、行政処分を実施することを明記した。
 災害時の人命救助を迅速に行うため、県や警察と連携して安否不明者などの情報を収集し、関係機関と調整しながら名簿を作成する。県内外から救助活動などで駆けつけた警察、消防などの受け入れ施設などを準備するほか、事前に遺体収容施設を定めておくことなども記載した。市は本年度中に計画を公表する。

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