テーマ : 熱海土石流災害

​熱海建設業協会に捜索尽力で感謝状 静岡県公安委員会

 静岡県公安委員会は3日、熱海市伊豆山の大規模土石流の現場で被災者の救助や行方不明者の捜索などに尽力した熱海建設業協会に感謝状を贈呈した。熱海署で外山弘宰委員長が大舘節生会長(76)に手渡した。

感謝状を受け取る大舘節生会長(右)=3日午前、熱海署
感謝状を受け取る大舘節生会長(右)=3日午前、熱海署

 同協会の加盟業者は、土石流発生当初から二次災害の恐れがある現場でほぼ休みなく活動を続けた。一昨年9月には、土砂の搬出作業を行っていた建設作業員が川に転落して死亡する悲劇もあった。最後の行方不明者で、今年1月に骨の一部が見つかった太田和子さん=当時(80)=の捜索にも大きく貢献した。
 大舘会長は「皆が本当に頑張ってくれた。被災地は復興の段階に入ってきている。協会一丸となって今後も作業に取り組みたい」と話した。

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