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大自在(3月22日)放送の日

 自社の番組やコンテンツ宣伝のようで恐縮だが、前日のラジオの番組コーナーを翌朝に聴くことが日課になっている。翌日に聴けるのはスマートフォンにダウンロードしたニュースアプリを利用しているからだ。
 SBSラジオ「ゴゴボラケ」のコーナー「3時のドリル」には、職場の同僚が日替わりで登場。歩んできた分野に応じて直近のニュース・話題に対する見方や解説が聴ける。昨春の開始だったと記憶しているが、パーソナリティーとのやりとりにも徐々に慣れた感じが出てきて頼もしい。
 前日の番組を翌朝に聴くのは生放送時が職務中のため。スマホだけでなくパソコンでも利用できるインターネットラジオ「ラジコ」で、日曜日に音楽番組を楽しむことも多い。
 ラジオ放送ばかりでなく「音声メディア」と呼ばれるコンテンツが多くなっている。新聞記事の読み上げや解説に加え、語学学習や音楽配信など多種多様。ある調査によれば、音声コンテンツの市場規模は2019年の7億円から、25年には420億円にまで膨れ上がるとの予測もある。実に60倍の規模である。
 スマホさえあれば、ウオーキング時や電車での移動時などに「ながら聴き」で楽しめるのが要因か。放送日以後に聴けることもありがたい。読み上げサービスはユニバーサルデザインにもつながるであろう。利用者がさらに便利さを享受できるようになればと思う。
 きょうは「放送記念日」。1925(大正14)年3月22日、東京放送局(現NHK)が初のラジオ放送を開始したことにちなみ制定されている。

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