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高校野球静岡大会 キャッシュレス決済導入 球場入場料、現金払いも併用

 静岡県高校野球連盟は、8日に1回戦が始まる第105回全国高校野球選手権記念静岡大会で、各球場の入場料にキャッシュレス決済を初めて導入する。観客の利便性向上を図るとともに、現金の取り扱いを減らし、事務負担軽減を目指す。静銀ディーシーカード(静岡市清水区)と加盟店契約を結んだ。

球場での携帯端末操作に備えた講習会=6月下旬、静岡市葵区
球場での携帯端末操作に備えた講習会=6月下旬、静岡市葵区

 草薙、あしたか、浜松など全10球場の各窓口に携帯用決済端末を設置する。VISAやマスターカードなどクレジットカード5種類と、交通系などの電子マネーに対応する。従来通り、現金での支払いも受け付ける。
 同連盟は今後、秋季大会以降も同様の対応を進める方針。松浦弘季理事長は「近年のカード社会の進展に合わせた。今回の取り組みを機に、多くの皆さんに球場に足を運んでほしい」と来場者増に期待する。大会前に加盟校の教員らを対象に講習会を開き、携帯端末利用の習熟度を上げた。
 静銀ディーシーカードなどによると、東海地方では岐阜県の高校野球大会で今春、キャッシュレス決済が導入された。同社は静岡大会の各球場で、静岡銀行が発行する「しずぎんjoycaカード」で決済するとポイントが5倍になる特典を付与する。

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