テーマ : 高校野球 静岡

⚾浜工・村松幸1失点で完投/加藤学園、掛西に快勝/静岡逃げ切る 春季高校野球静岡県大会3回戦・草薙球場

▽3回戦(草薙第3試合)
常葉大橘000001000―1
浜松工 00003000×―3
▽二塁打 名波(浜)▽捕逸 磯谷(常)
▽試合時間 1時間58分

【評】浜松工が常葉大橘との投手戦を制した。
 浜松工は五回、井口、小粥の連打で好機をつくり、続く渥美の適時打で先制。さらに名波も2点適時二塁打を放ち加点した。村松幸は相手打線を3安打に抑え、完投した。
 常葉大橘は六回に2死から得点したが、その後は後続を断たれた。

浜松工 制球安定、要所でも冷静に3安打完投 浜松工―常葉大橘 常葉大橘打線を1失点に抑え完投した浜松工の村松幸=草薙球場(写真部・宮崎隆男) エースナンバーに恥じない力投だった。今季の公式戦初先発となった浜松工の村松幸は常葉大橘打線を3安打に封じ、12奪三振。「冬場からの取り組みがここに来て良くなり、制球がまとまった」と納得の内容を振り返った。
 打たせて取ることに集中した。六回からは毎回出塁を許したが、冷静にきわどいコースへ投げ分けた。公式戦での自己最多という奪三振数にも「意識はしなかった。低めに球を集められた結果」と胸を張る。
 1年春からベンチ入りし、同秋からは1番を付けた。だが思うような結果を出せず、昨秋は10番に「降格」した。課題の制球を改善するため、冬は上半身と下半身が連動するようフォームを修正。バランスが良くなり、リリースが安定するようになった。
 悔しさをバネに力を付け、自信も得た。連戦となる次の東海大翔洋戦にも「自分が投げたい」とマウンドを譲る気はない。
 (運動部・吉沢光隆)
加藤学園、投打かみ合い 掛川西に快勝静岡―磐田東 5回裏静岡1死一塁、適時二塁打を放つ石橋=草薙球場(写真部・宮崎隆男)▽3回戦(草薙第2試合)
加藤学園200300010―6
掛川西 000200000―2
▽二塁打 梅本、北條(加)田中朔、石川(掛)▽暴投 加藤(掛)▽守備妨害 田代(加)
▽試合時間 2時間19

【評】加藤学園は投打がかみ合い掛川西に快勝した。
 加藤学園は初回、片山の犠飛と、敵失で2点を先取。四回にも敵失と小鹿の2点適時打で突き放し、八回には重盗で得点しダメ押しした。先発森は5回2失点と好投した。
 掛川西は失点につながる失策が響き、攻撃も七、八回の満塁の好機を生かせなかった。

静岡、磐田東との接戦制す  掛川西―加藤学園 力投する加藤学園の森=草薙球場(写真部・宮崎隆男)▽3回戦(草薙第1試合)
磐田東000002000―2
静岡 00003001×―4
▽二塁打 堀場、吉沢(磐)石橋(静)▽野選 堅持(磐)▽捕逸 石垣拳(静)
▽試合時間 2時間15分

【評】静岡が磐田東との接戦を制した。
 静岡は五回、石橋の適時二塁打で先制。さらに野選と重盗で1点ずつを加えた。その後1点差とされたが、八回に漆畑が適時打を放ち引き離した。先発谷脇は5回無失点と好投した。
 磐田東は六回に永井優の適時打などで2点を返したが、反撃は及ばなかった。
 

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