テーマ : 高校野球 静岡

⚾加藤学園 第1シードの貫禄 静商との接戦制す 全国高校野球静岡大会3回戦

加藤学園―静岡商 9回表加藤学園、二死2塁、坂本が勝ち越しの適時打を放つ=あしたか球場
加藤学園―静岡商 9回表加藤学園、二死2塁、坂本が勝ち越しの適時打を放つ=あしたか球場
加藤学園―静岡商 5回表、ピンチを迎えマウンドに集まる静岡商の選手=あしたか球場
加藤学園―静岡商 5回表、ピンチを迎えマウンドに集まる静岡商の選手=あしたか球場
加藤学園―静岡商 9回表加藤学園、二死2塁、坂本が勝ち越しの適時打を放つ=あしたか球場
加藤学園―静岡商 5回表、ピンチを迎えマウンドに集まる静岡商の選手=あしたか球場

 ▽3回戦(あしたか第1試合)
加藤学園 100010001―3
静岡商  110000000―2
▽本塁打 大木(加)
▽二塁打 中島、太田(静)▽暴投 小沢(加)
▽試合時間 2時間22分

 【評】第1シードの加藤学園が静岡商との接戦を制した。
 加藤学園は初回、大木の本塁打で先制。一時リードを許したが、五回に四球や犠飛など無安打で同点に追いついた。九回は二死から内安打と盗塁で二塁に走者を進め、坂本の適時打で勝ち越した。
 静岡商は序盤優位に試合を進めたが、中盤以降の好機を逸した。

「最弱世代」が大接戦 静商あと一歩
 春の東海王者を相手に接戦の末に敗れたものの、静岡商の曲田監督は「強い気持ちと根性がチーム全体から出ていた」と選手の健闘をたたえた。
 主戦太田は、足をつった1回戦を反省し投球フォームを修正して大一番に挑んだ。初球から狙ってくる加藤学園の強力打線をかわしながら被安打6、3失点で完投した。130キロ台の直球にツーシームとスライダーを混ぜて相手打者のバットの芯を外し、打たせて取る巧みな投球術を見せた。
 緊迫した試合展開が続く中、うだるような暑さの中で熱投するエースを野手陣も堅守でもり立てた。太田は「(投球は)うまくいき過ぎなくらい良かった。最弱世代と言われたこともあったが、最後に楽しい時間だった」と仲間に感謝した。(東部総局・田中秀樹)

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