テーマ : 高校野球 静岡

⚾磐田農 14年ぶりの夏1勝 掛川工との接戦、タイブレーク制す 高校野球静岡大会1回戦

磐田農―掛川工 14年ぶりに初戦突破を果たし喜ぶ磐田農ナイン=掛川球場
磐田農―掛川工 14年ぶりに初戦突破を果たし喜ぶ磐田農ナイン=掛川球場

▽1回戦(掛川第2試合)
磐田農 0000002003―5
掛川工 1010000000―2
(延長10回タイブレーク)
▽二塁打 宮城(掛)▽暴投 高田(磐)、鶴田(掛)▽捕逸 鈴木翔(掛)▽妨害出塁 太田(磐)
▽試合時間 3時間

 【評】磐田農が延長十回タイブレークで、掛川工を振り切った。
 序盤に2点先制された磐田農は七回、光岡と下村の連打で1点を返し、高田の犠飛で追いついた。十回は柘植と落合の適時打と失策で3点を奪った。
 掛川工は好機を生かせず、2点にとどまった。十回は三者三振で悔しい幕切れとなった。


宮崎主将 願った「新時代」
 磐田農が掛川工との接戦を延長十回タイブレークで制し、14年ぶりに初戦突破を果たした。二村監督は「最後まで選手を信じることができた。格別だ」と喜びをかみしめた。
 十回の先頭は主将宮崎。得意の犠打がなかなか決まらず、3回目にようやく成功。三塁まで進めた走者を、続く柘植の一打でかえした。落合は右前に振り切り、4番の仕事を果たした。敵失もあって3点を挙げ、接戦をものにした。
 磐田農は2009年大会で3回戦に進んだのを最後に、10年以降は初戦敗退が続いていた。宮崎は「負けに終止符を打ち、新時代をつくることが目標だった」と声を弾ませた。主戦高田は「悔しい思いをしてきた先輩たちが応援席で喜んでくれた」と達成感をにじませた。

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