テーマ : 高校野球 静岡

⚾伊豆伊東が初戦敗退 今大会唯一の初出場  高校野球静岡大会1回戦

伊豆伊東―湖西 初戦で敗退し肩を落とす伊豆伊東の選手=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
伊豆伊東―湖西 初戦で敗退し肩を落とす伊豆伊東の選手=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
伊豆伊東―湖西初戦で敗退し肩を落とす伊豆伊東の選手=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
伊豆伊東―湖西初戦で敗退し肩を落とす伊豆伊東の選手=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
伊豆伊東―湖西 初戦で敗退し肩を落とす伊豆伊東の選手=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
伊豆伊東―湖西初戦で敗退し肩を落とす伊豆伊東の選手=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)

 ▽1回戦(あしたか第2試合)
湖西
20810―11
00000―0(5回コールド)
伊豆伊東
▽三塁打 江川(湖)▽暴投 中戸川2(伊)
▽試合時間 1時間27分

 【評】湖西が伊豆伊東を投打で圧倒し、5回コールド勝ちした。
 湖西は初回、四球を足掛かりに盗塁を絡めて2点を先制。三回は崎田の2点適時打など打者一巡の猛攻で一挙に8点を奪った。守っては3人の継投で、二塁を踏ませなかった。
 伊豆伊東は2安打に抑えられ、投手陣も制球を乱し、相手の勢いを止められなかった。


 あきらめない姿 新たな伝統に
 「もっとみんなと野球をしたかった。勝って校歌を歌いたかった」。今大会唯一の初出場となった伊豆伊東の「最初の夏」は、五回コールド負け。主将の太田は悔しさをにじませた。
 伊東、伊東商、伊東城ケ崎分校の3校再編で4月に新設された。中学からの顔見知りが多く、今夏を見据えて統合前から合同練習を開始。4月以降は選手間で話し合って練習メニューを決め、主体性を大切にしてきた。
 主戦白鳥は調子が上がらず、投手経験のある正捕手の中戸川が先発。小山を挟み五回から白鳥が登板した。1回を意地で無失点に抑えた右腕は「先発を任せてしまい、申し訳なかった」と涙ながらに振り返った。
 観客席には新たな歴史を築く選手を応援しようと、生徒や保護者ら200人超が集まった。最後に太田は「応援で緊張がほぐれた。自分たちなりに戦ったので、胸を張って帰りたい」と感謝した。
 新しい校歌の斉唱は下級生に託された。中山監督は「最後まであきらめずに一生懸命プレーする姿が受け継がれて伝統になってほしい」と願った。

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