テーマ : 高校野球 静岡

⚾浜松開誠館 韮山振り切る 全国高校野球静岡大会3回戦

韮山―浜松開誠館 5回表浜松開誠館1死二、三塁、吉松が勝ち越しのスクイズを決める=浜松球場
韮山―浜松開誠館 5回表浜松開誠館1死二、三塁、吉松が勝ち越しのスクイズを決める=浜松球場

 ▽3回戦(浜松第1試合)
浜松開誠館 100010020―4
韮山    100000000―1
▽二塁打 深谷、新妻、本多駿(浜)▽暴投 広崎(浜) 星谷(韮)
▽試合時間 2時間19分

 【評】浜松開誠館が追いすがる韮山を振り切った。
 開誠館は新妻の左前適時打で先制。五回は吉松がスクイズを決めて勝ち越すと、八回は3連打で2点を奪って突き放した。
 韮山は初回に小川、中浜の連打で好機をつくり、塩谷の三ゴロで追いついたが、六、七回の好機はともに併殺に倒れた。

バントに自信 吉松スクイズ
 浜松開誠館が小技を生かして韮山に競り勝った。1―1の五回、先頭の佐野が左前打で出塁すると、四球と犠打で1死二、三塁の好機をつくり、主将の吉松が初球のスクイズを成功させ、勝ち越した。
 「2番打者の自分は常につなぐ役割を意識している」と吉松は初回も犠打を成功させるなど、「今朝も練習してきたし、自信がある」というバントでチームを勝利に導いた。
 4―1と快勝につなげたが、途中までは16日の沼津商との初戦に続いて競った展開。2試合連続で七回途中から救援した主戦近藤がこの日最速144キロの直球を主体に、リードを守った。「投手陣の状態はいい。接戦をものにできる自信がある」と近藤は前を向いた。(浜松総局・大山雄一郎)

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