テーマ : 高校野球 静岡

⚾浜松開誠館 無安打リレー、静岡商に完封勝ち 春季高校野球県大会準々決勝


静岡商―浜松開誠館 先発し、6回無安打無失点と好投した浜松開誠館・塚田=草薙球場(写真部・二神亨)  ▽準々決勝(草薙第1試合)
浜松開誠館100000000―1
静岡商  000000000―0
▽暴投 鈴木駿(静)
▽試合時間 1時間50分

 【評】浜松開誠館が塚田、松井の無安打無得点リレーで静岡商に完封勝ちした。
 浜松開誠館は初回に伊藤の四球と暴投で無死三塁とし、大迫の遊ゴロで先制。先発塚田は6回を8奪三振1四球、救援した松井も許した走者は死球による1人だけだった。
 静岡商は鈴木駿、山崎、山本の継投で1失点に抑えたが、打線の援護がなかった。
 初回の1点守り切る 初先発の塚田「自信に」 冬のフォーム改善が奏功
 浜松開誠館が塚田、松井の無安打リレーで初回の1点を守り切った。公式戦初先発だった2年の右腕塚田は5者連続三振と圧巻の立ち上がり。伸びのある直球をテンポ良く投げ込み、静岡商打線を沈黙させた。
 6回を69球で締め「自信になった」と塚田。この日の最速は141キロ。3週間前に高熱で体重を6キロ落とすなど万全ではなかったが、冬に取り組んだフォーム改善が生きた。「体をつくって夏バテしないようにしたい」と今夏を見据える。前日の3回戦では本塁打を放つなど打者での活躍が目立ち、投手としては経験の浅かった塚田が覚醒し、浜野監督も「前評判では打撃のチームと言われるが、うちは守りのチーム」と自信を深めた。
 七回から救援したエース松井は「ピッチャーがゼロで抑えれば負けない」とわずか1点のリードをやすやすと守った。「チームにとっても自分にとっても下級生のレベルアップはいいこと」と塚田の快投に刺激を受けていた。
 (結城啓子) 静岡商―浜松開誠館 1回表浜松開誠館無死三塁、大迫の遊ゴロの間に三走伊藤が先制の生還を果たす=草薙球場(写真部・二神亨)静岡商―浜松開誠館 先発し、6回無安打無失点と好投した浜松開誠館・塚田=草薙球場(写真部・二神亨)静岡商―浜松開誠館 6回裏静岡商2死一塁、左翼手栗原が斉藤の飛球を好捕=草薙球場(写真部・二神亨)静岡商―浜松開誠館 7回から登板し、無安打無失点と好投した浜松開誠館・松井=草薙球場(写真部・二神亨)

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