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⚾日大三島 終盤に攻勢 全国高校野球静岡大会準々決勝

聖隷クリストファー―日大三島 7回裏日大三島1死一、二塁、綱島が適時二塁打を放つ=草薙球場(写真部・宮崎隆男)
聖隷クリストファー―日大三島 7回裏日大三島1死一、二塁、綱島が適時二塁打を放つ=草薙球場(写真部・宮崎隆男)
聖隷クリストファー―日大三島 7回裏の聖隷クリストファーのピンチで井上に励まされる川名(右)=草薙球場
聖隷クリストファー―日大三島 7回裏の聖隷クリストファーのピンチで井上に励まされる川名(右)=草薙球場
聖隷クリストファー―日大三島7回裏日大三島1死二、三塁、決勝打を放つ寺崎=草薙球場(写真部・宮崎隆男)
聖隷クリストファー―日大三島7回裏日大三島1死二、三塁、決勝打を放つ寺崎=草薙球場(写真部・宮崎隆男)
聖隷クリストファー―日大三島日大三島打線を相手に力投した聖隷クリストファーの川名=草薙球場(写真部・宮崎隆男)
聖隷クリストファー―日大三島日大三島打線を相手に力投した聖隷クリストファーの川名=草薙球場(写真部・宮崎隆男)
聖隷クリストファー―日大三島試合が終わり、悔しさをにじませる聖隷クリストファーナイン=草薙球場(写真部・宮崎隆男)
聖隷クリストファー―日大三島試合が終わり、悔しさをにじませる聖隷クリストファーナイン=草薙球場(写真部・宮崎隆男)
聖隷クリストファー―日大三島 7回裏日大三島1死一、二塁、綱島が適時二塁打を放つ=草薙球場(写真部・宮崎隆男)
聖隷クリストファー―日大三島 7回裏の聖隷クリストファーのピンチで井上に励まされる川名(右)=草薙球場
聖隷クリストファー―日大三島7回裏日大三島1死二、三塁、決勝打を放つ寺崎=草薙球場(写真部・宮崎隆男)
聖隷クリストファー―日大三島日大三島打線を相手に力投した聖隷クリストファーの川名=草薙球場(写真部・宮崎隆男)
聖隷クリストファー―日大三島試合が終わり、悔しさをにじませる聖隷クリストファーナイン=草薙球場(写真部・宮崎隆男)

 ▽準々決勝(草薙第2試合)
聖隷クリストファー
100000000―1
00000030×―3
日大三島
▽二塁打 渡辺2(聖)綱島(日)▽暴投 関野(日)
▽試合時間 2時間37分

 【評】日大三島が終盤に逆転し、聖隷クリストファーを下した。
 日大三島は初回に1点を失い、打線は六回まで無得点が続いた。試合が動いたのは七回。敵失や安打で好機をつくり、綱島の適時二塁打で追い付いた。なおも1死二、三塁から寺崎が決勝2点適時打を放った。先発関野は徐々に調子を上げ1失点の完投で締めた。
 聖隷は幸先よく先制し、先発川名も要所で踏ん張ったが七回につかまった。攻撃も二回以降は得点できなかった。

綱島 直球狙い同点打  日大三島が終盤のワンチャンスでたたみかけた。貴重な同点適時打を放った綱島は「(先発の)関野が踏ん張っていたので何とかしたかった。打ててよかった」と厳しいゲームをものにし、ほっと胸をなで下ろした。
 聖隷クリストファーの先発川名が投じる伸びのある直球に中盤までは打ちあぐねた。だが後半に勝負を懸ける試合展開は普段から経験済み。我慢の時間を耐え、じっくり好機をうかがった。
 七回表の守りで、無死二塁のピンチを無失点に切り抜けたことで裏の攻撃に流れを生んだ。下位打線が敵失と内野安打で好機を演出。1死一、二塁で打席に立った綱島は「変化球が入らなくなってきているから真っすぐで来るだろう」と狙いを絞り、その直球をイメージ通りに二塁手の頭上へ打ち返した。
 昨夏、高い守備力を買われ1年生ながら甲子園を経験した。ただ、打撃の方は「(昨夏の県大会は)全然駄目だった」。苦しみを経て、今では攻撃でも信頼されるリードオフマンへと成長した。夏の連覇まであと二つ。「目の前の相手に勝つだけ。厳しい戦いは続くが、一つ一つ戦っていきたい」。自分の仕事を次戦も全うする。

聖隷川名が力投 登板ないエースの気持ち背負う  聖隷クリストファーの先発川名は、失点した七回の投球を悔やんだ。
 武器の直球で日大三島打線を押し、直球は自己最速を1キロ更新する143キロを記録。走者を背負いながらも六回まではゼロを並べる好投で期待に応えた。
 けがなどの影響で、今大会登板がなかったエース今久留主の気持ちも背負った投球だった。「ずっと一緒にやってきたライバル。最後、投げさせられずに終わってしまい、悔しい」と涙があふれた。
 今後は大学で上を目指す。「勝てる投手になれるよう成長したい」。新たな目標へ歩みを進める。

いい茶0

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