テーマ : 高校野球 静岡

⚾磐田西 14年ぶり勝利 秋季高校野球静岡県大会1回戦

韮山―磐田西 強気の投球で8回まで2安打1失点に抑える好投を見せた磐田西の宮本=磐田球場
韮山―磐田西 強気の投球で8回まで2安打1失点に抑える好投を見せた磐田西の宮本=磐田球場

 ▽1回戦(磐田第1試合)
 韮山  
 000000010―1
 20100110×―5
 磐田西 
 ▽二塁打 伊藤(磐)小川(韮)▽暴投 宮本(磐)
 ▽試合時間 1時間35分


 【評】磐田西は攻守で韮山を圧倒し、5-1で勝利した。
 磐田西は初回、四球と敵失で好機を迎え、伊藤と松崎の適時打で2点を先制した。その後も敵失で2点を加えると、七回に再び伊藤が適時打を放ち、相手を突き放した。
 韮山は八回に相手の暴投で1点を返したが、散発2安打に抑えられた。

 先発宮本 力投 要所締める
 磐田西の先発宮本が8回を2安打1失点と好投し、チームを秋季県大会では14年ぶりの勝利に導いた。宮本は「追い込んでからの強気の投球が自分の持ち味。緊張せず、落ちついて投げることができた」と振り返った。
 切れのある直球を武器に、初回をわずか6球で三者凡退に抑える完璧な立ち上がりを見せた。四回に初の安打を許したものの、続く打者を三振に仕留めてピンチを切り抜けた。
 八回には、四球で走者を出し、自らの暴投で1点を献上したが、8三振を奪う力投でチームを引っ張った。「無失点に抑えなければいけなかった」と反省しながら、「対戦相手がどこでもやるべきことは変わらない。チームに投手は複数いるが(先発は)譲る気はない」と力を込めた。
 (磐田支局・崎山美穂)
 

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