テーマ : 高校野球 静岡

⚾日大三島、関野 1安打完封  全国高校野球静岡大会2回戦

知徳―日大三島 知徳打線を完封した日大三島の関野=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
知徳―日大三島 知徳打線を完封した日大三島の関野=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
知徳―日大三島 完封した日大三島の関野=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
知徳―日大三島 完封した日大三島の関野=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
知徳―日大三島 5回のピンチで、マウンドに集まる知徳の選手=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
知徳―日大三島 5回のピンチで、マウンドに集まる知徳の選手=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
知徳―日大三島 9回表、逆転を目指して円陣を組む小船(右上)ら=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
知徳―日大三島 9回表、逆転を目指して円陣を組む小船(右上)ら=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
知徳―日大三島 知徳打線を完封した日大三島の関野=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
知徳―日大三島 完封した日大三島の関野=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
知徳―日大三島 5回のピンチで、マウンドに集まる知徳の選手=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
知徳―日大三島 9回表、逆転を目指して円陣を組む小船(右上)ら=あしたか球場(東部総局・田中秀樹)

 ▽2回戦(あしたか第1試合)
 知徳 
 000000000―0
 00000020×―2
 日大三島
▽二塁打 相原(日)▽暴投 関野(日) ▽試合時間 2時間39分

 【評】昨夏県覇者の日大三島が、知徳との投手戦を制し、初戦を突破した。両者無得点で迎えた七回、日大三島は浮田のスクイズで先制。さらに永野の適時打で1点を加え、守り切った。先発の2年関野は的を絞らせず、1安打無失点に封じた。知徳は主戦小船が力投したが、打線が相手を崩せなかった。
低め意識「打たせて取る」 連覇へ好発進  日大三島の左腕関野が、知徳を1安打完封し、夏連覇に向けて好スタートを切った。七回までは無安打無得点。「低めの変化球を意識して投げ切れた」と自信を深めた。
 「七回に入ってノーヒットノーランを意識した」という関野。八回、先頭打者に安打を許したが、低めの変化球を決め球に、その後も動じなかった。
 今春から2年生ながら背番号1を背負う。重圧と緊張からか、前日に投げ込んだ40球はほとんどストライクが入らなかった。帰宅後、普段はしないシャドーピッチングで投球動作を確認したことが功を奏した。
 公式戦初完封にも「死球や抜けた変化球をなくしたい」と課題を口にする。「野手に助けてもらった。打たせて取るピッチングができた」と仲間への感謝も忘れなかった。

知徳2年小船 自己最速146キロ 秋の雪辱誓う  「3年生を勝たせたかった」-。知徳の主戦を背負った2年小船は言葉を絞り出すと、涙が止まらなかった。
 身長197センチの速球派右腕は日大三島を相手に中1日の疲れを感じさせず、二回には自己最速の146キロをマーク。六回まで得点を許さなかった。七回に失点してからは制球が乱れ、八回途中でマウンドを降りた。
 悔し涙をこぼしながらも「秋には150キロを出したい」と速球に磨きをかけることを誓った。
 (東部総局・天羽桜子)

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