テーマ : 高校野球 静岡

⚾静岡商 逃げ切る  全国高校野球静岡大会2回戦

静岡商-浜松学院 走者を背負いながらも粘投した静岡商のエース太田=草薙球場
静岡商-浜松学院 走者を背負いながらも粘投した静岡商のエース太田=草薙球場

 ▽2回戦(草薙第1試合)
 静岡商  
 021003000―6
 000002001―3
 浜松学院
 ▽三塁打 栗田、杉山(静)▽二塁打 小沢、中島(静)加藤、大谷(浜)
 ▽試合時間 2時間43分

 【評】静岡商は主戦太田が5安打3失点で完投し、浜松学院の反撃を振り切った。
 静岡商は二回2死三塁の場面で杉山に適時三塁打が出て先制し、続く小沢の適時二塁打で加点した。その後も好機に適時打でリードを広げた。
 浜松学院は相手エースを攻めあぐね、序盤の好機にあと一打が出なかった。

 太田 要所締め完投
 静岡商のエース太田が浜松学院を5安打3失点(自責1)に抑えて完投した。初戦は脚にけいれんを起こして無念の途中降板。曲田監督は「本調子ではないが我慢強く投げてくれた」と、最後までマウンドを託した。
 二回に杉山と小沢の連続適時打で2点を先行。杉山は「チャンスで絶対に打ってやろうと思っていた」と1年生らしい思い切りの良さを発揮した。打線の援護を受けた太田は「頼もしく感じた」。6四死球と制球に苦しみ、本来のコースを突く投球はできなかったが「ストレートで押せた」と7奪三振で要所を締めた。
 次戦の相手は第1シード加藤学園。「全打者が手ごわいと思うが、いつものように打たせて取る投球で抑えたい」と力強く宣言した。
 

 

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