テーマ : 高校野球 静岡

⚾古豪・静岡商 終盤、藤枝東を突き放す 高校野球静岡大会1回戦

藤枝東-静岡商 1回裏2死一、三塁、静岡商の藤田が先制打を放つ=焼津球場
藤枝東-静岡商 1回裏2死一、三塁、静岡商の藤田が先制打を放つ=焼津球場

▽1回戦(焼津第1試合)
藤枝東 000010010―2
静岡商 11000030×―5
▽二塁打 金刺(藤)藤田、斎藤(静)
▽試合時間 2時間46分
 【評】静岡商が3点差で藤枝東を振り切り1回戦を突破した。
 静岡商は初回、2死一、三塁で藤田が二塁打を放ち先制。七回は四死球や相手守備の乱れに乗じて3点を追加し、突き放した。
 藤枝東は金刺の二塁打など長短打で好機をつくったが、2点を挙げるのにとどまった。
 7回に3点奪取 1年山本が好投  静岡商は主戦太田の交代をきっかけにナインが奮起。打っては七回に3点をもぎ取り、投げては2番手の1年生山本が被安打2の好投を見せて、古豪の面目を保った。
 主戦太田は六回まで毎回出塁を許し、マウンドを降りた。本調子ではないながらも、最少失点に食い止める姿に、ナインが奮起した。主将戸田は「俺たちが何とかしよう」と声をかけ合って七回の攻撃に臨み、勝利を引き寄せた。
 七回から登板した山本も堂々たるピッチングを展開。曲田監督は「太田に頼り切りのチームだったが、交代をきっかけにチームの結束力が強まった」とナインをたたえた。
 (焼津支局・福田雄一)

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