2024年5月25日(土)

あなたの静岡新聞
「静岡新聞DIGITAL」のご案内
設定
あなたの静岡新聞

テーマ ： 高校野球　静岡

⚾浜松開誠館　多彩な投手陣【戦力分析】

　エース近藤は最速１４９キロの直球が武器の本格派右腕。１７７センチと大柄ではないが、冬場にウエートトレーニングで徹底的に体力を強化し、スクワット２００キロ超という強靱（きょうじん）な下半身を作り上げた。土台が安定したことで春先からフォームのばらつきが減り、球威も向上。静岡大会決勝では直球を狙い打たれる場面もあったが力で押し、終盤も１４０キロ台半ばの直球で相手打者を詰まらせた。
　２年生左腕松井は、右肩の開きを修正するため春前にフォームを改造。体重移動の際にグラブの面を打者に見せる意識を持つことでリリースが安定した。静岡大会は勝負どころでの低めへの制球がさえた。ピンチでも粘り強い投球ができたことで信頼が高まり、甲子園でも先発の可能性は十分にある。
　広崎は昨年から登板する経験豊富な技巧派左腕。常にストライクゾーンで勝負できる安定感があり、１４０キロ台に乗せた直球も切れがある。大崩れせず、大事な場面で救援を任されることが予想される。
　野手は６試合で失策６とやや多いが、選手の能力は高い。内野の要の吉松は巧みなグラブさばきと軽快なフットワークが魅力で、堅実性も兼ね備えた遊撃手。捕手の新妻はタイプの異なる投手それぞれの長所を生かしたリードが光る。

いい茶0

高校野球　静岡の記事一覧

他の追っかけを読む

週間アクセスランキング

  1. 【知事選情勢分析】鈴木氏、大村氏激しく競る　地域で優劣に差、投票先未定２割　静岡新聞社電話調査
  2. 大人の〝遊園地〟熱海秘宝館が大改修　多様性重視で１４日新装開業
  3. １２人が食中毒症状　浜松の食堂
  4. 車道でポーズ、中央分離帯で撮影…　富士・富士山夢の大橋　突然の観光地化　マナー違反苦慮
  5. 【動画】タマシギの親子、仲よくぴょこぴょこ　浜松市内の水田
  6. イチからわかる「袴田事件」　事件と裁判の経緯を担当記者が解説
  7. 月給上げ幅、１％超え焦点　国家公務員、２０２４年度
  8. 上川外相「うまずして何が女性か」　知事選応援演説で発言
  9. 民俗学者・柳田国男の調査カード、掛川の図書館で発見　「村」がテーマ　語彙集編さんの基礎資料か
  10. 小山町でクマ目撃情報２件　北郷地区

SBSテレビチャンネル
地域再生大賞