テーマ : 高校野球 静岡

⚾富士宮北 9回、静岡東を逆転 一回戦突破 高校野球静岡大会1回戦

富士宮北―静岡東 富士宮北9回表一死満塁、内田が走者一掃の二塁打を放つ=富士球場
富士宮北―静岡東 富士宮北9回表一死満塁、内田が走者一掃の二塁打を放つ=富士球場

▽1回戦(富士第2試合)
富士宮北 003000003―6
静岡東  010003001―5
▽本塁打 鈴木(富)
▽二塁打 佐野颯、内田(富)杉山2、増井、新庄、曽根(静)
▽試合時間 2時間14分

 【評】富士宮北がシーソーゲームを制し、静岡東を下した。
 富士宮北は三回、鈴木が3点本塁打を放ちリードした。一時は逆転を許すも、3-4の九回1死満塁、内田の走者一掃の二塁打で再びひっくり返した。投げては佐野匠が粘りの投球で完投した。
 静岡東は九回に1点差まで迫ったが、一歩及ばなかった。
〝広瀬先輩〟の助言 応えた内田一掃打  富士宮北の内田が起死回生の走者一掃二塁打でチームを救った。「イメージ通り」と語るセンター方向の打球。背景には同校OBの元プロ野球選手広瀬哲朗さんの教えがあった。
 「右手をこねるくせがある」「右中間に放り込むように」。6月から臨時的に練習を指導した広瀬さんは、内田にこう指摘したという。九回1死満塁の場面、アドバイスを体現して見せた内田は「打席で広瀬さんの助言を意識した。チームを勝利に導けてうれしい」と笑顔で話した。
 三回にも鈴木が3点本塁打を放つなど、打線は初戦から鋭い振りで快音を響かせた。内田は「相手がどうであろうと、自分たちのバッティングをしたい」と目を輝かせた。
 (富士支局・沢口翔斗)

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