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⚾Uー18代表に新妻捕手(浜松開誠館高) 好投手リード「楽しみ」

 日本高野連は22日、台湾で31日に開幕するU-18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)に出場する高校日本代表選手20人を発表した。開催中の全国選手権大会で決勝に進んだ仙台育英(宮城)から高橋煌稀投手、尾形樹人捕手、山田脩也内野手、橋本航河外野手の4人、慶応(神奈川)からは丸田湊斗外野手が選ばれた。県勢は浜松開誠館の新妻恭介捕手が入った。注目のスラッガー、佐々木麟太郎内野手(岩手・花巻東)や真鍋慧内野手(広島・広陵)は外れた。

U18高校日本代表に選ばれた浜松開誠館の新妻=甲子園球場
U18高校日本代表に選ばれた浜松開誠館の新妻=甲子園球場
U18高校日本代表に選ばれた浜松開誠館の新妻=甲子園球場
U18高校日本代表に選ばれた浜松開誠館の新妻=甲子園球場
U18高校日本代表に選ばれた浜松開誠館の新妻=甲子園球場
U18高校日本代表に選ばれた浜松開誠館の新妻=甲子園球場

  メンバーは次の通り。
 ▽投手 武田陸玖(山形中央)高橋煌稀、木村優人(茨城・霞ケ浦)安田虎汰郎(東京・日大三)矢野海翔(岐阜・大垣日大)中山優月(奈良・智弁学園)前田悠伍(大阪桐蔭)森煌誠(徳島商)東恩納蒼(沖縄尚学)
 ▽捕手 尾形樹人、新妻恭介(浜松開誠館)寺地隆成(明徳義塾)
 ▽内野手 山田脩也、高中一樹(福島・聖光学院)緒方漣(神奈川・横浜)森田大翔(大阪・履正社)小林隼翔(広陵)
 ▽外野手 橋本航河、丸田湊斗、知花慎之助(沖縄尚学)

ハイレベルな投手陣「楽しみ」  野球の第31回U18(18歳以下)ワールドカップに参加する高校日本代表に浜松開誠館の新妻恭介捕手が選出された。静岡県勢の高校日本代表入りは2018年に常葉大菊川から選ばれた奈良間大己(日本ハム)、根来龍真(トヨタ自動車東日本)以来5年ぶり。
 浜松開誠館は今夏の全国高校野球選手権に初出場。新妻は東海大熊本星翔との初戦で逆転本塁打を放ち、初勝利に貢献した。捕手としてもタイプの異なる投手陣を引っ張り、強肩ぶりも披露した。
 吉報を受け「すごくうれしい」と新妻。高校最高峰の選手とともにプレーする中で、自身のレベルアップにもつなげようと意欲がみなぎる。9人の投手陣は全国で名をはせた顔ぶれ。「150キロを超えるような投手の球を捕ることができるので楽しみ」と気持ちが高ぶっている。特に沖縄尚学のエース東恩納蒼とバッテリーを組みたいという。
 23日に始まる合宿からアピールし、出場の機会を狙う。「売りである守備を生かし、盗塁を刺し、投手をうまくリードしていきたい」と言葉に力を込めた。
 (吉沢光隆)

 にいつま・きょうすけ 埼玉・白岡南中時代は硬式野球の春日部ボーイズでプレー。高校2年秋から正捕手で、今夏の静岡大会は主に4番として26打数9安打の打率3割4分6厘を記録。甲子園では本塁打や盗塁の補殺など攻守で活躍した。178センチ、85キロ、右投げ右打ち。

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