テーマ : 高校野球 静岡

⚾常葉大橘 昨秋の県準優勝バッテリーが活躍 高校野球静岡大会1回戦

浜松大平台―常葉大橘 常葉大橘の左腕杉田が五回に救援し、好投した=清水庵原球場
浜松大平台―常葉大橘 常葉大橘の左腕杉田が五回に救援し、好投した=清水庵原球場

 ▽1回戦(清水庵原第2試合)
常葉大橘
001040100―6
002000000―2
浜松大平台
▽三塁打 杉田(常)▽二塁打 内田(浜)長谷川、花房(常)▽暴投 宮崎優(浜)
▽試合時間 2時間43分

 【評】常葉大橘は2番手で登板した杉田が好投し、浜松大平台の反撃を振り切った。
 常葉大橘は1点を追う五回無死二、三塁の場面で望月が2点適時打を放った。救援した左腕杉田は5回を1安打無失点に抑えた。
 浜松大平台は3投手の継投で接戦に持ち込み三回に辻村、吉川、内田の3連打で一時逆転したが、橘の杉田を攻略できなかった。

 エース左腕杉田が復活  常葉大橘は昨秋の県準優勝バッテリーの活躍で流れをつかんだ。序盤は攻守に硬さが出て浜松大平台の攻勢を受けたが、五回の攻撃で捕手望月が逆転打を放つと、その裏に救援した左腕杉田が5回を1安打無失点と好投し反撃を食い止めた。
 昨秋はエースナンバーを背負った杉田が今夏は背番号11。球速がアップしたことで制球が雑になり、春は打ち込まれた。「背番号が2桁になって悔しかった」。1週間前にクイック投法に変えるなど思い切った策も効き、この日はテンポ良く内外角に投げ分けた。
 次戦の相手は第5シード静岡。「強豪を倒して乗っていきたい」。本来の投球を取り戻した杉田が自信を持って難敵との戦いに臨む。

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