テーマ : 高校野球 静岡

⚾樟誠 浜松西振り切る  全国高校野球静岡大会2回戦

浜松西-島田樟誠 8回表2死一塁、マウンドに歩み寄り石川(左)を鼓舞する山下幸=島田球場
浜松西-島田樟誠 8回表2死一塁、マウンドに歩み寄り石川(左)を鼓舞する山下幸=島田球場

▽2回戦(島田第1試合)
 浜松西 
 000100200―3
 00000321×―6
 島田樟誠
▽二塁打 鈴木悠(浜)児玉、山下幸、高木(島)▽ボーク 小林(浜)▽捕逸 鈴木善(島)
▽試合時間 2時間20分

 【評】島田樟誠が中盤以降に6点を挙げ、浜松西を振り切った。
 島田樟誠は1点を追う六回、山下幸の二塁打と途中出場石川の適時打で同点とし、高木の2点適時打で逆転。直後に追いつかれたが七、八回も好機で一打を放ち、再び突き放した。
 浜松西は七回に3本の安打を集めて追いつく粘りを見せたが及ばなかった。


山下幸 石川 投打で活躍  島田樟誠は実力を認め合う山下幸、石川の2人が投打で活躍し、初戦突破に導いた。
 先発はエース山下幸。「後ろに石川がいるので初回から全力で投げた」と直球主体で五回を1失点に抑え、石川にマウンドを託した。
 1点を追う六回裏、山下幸が二塁打で出塁。初打席を迎えた石川は前日に決めた「甘い直球を積極的に振る」意識を体現し、中前に返して同点にした。七回も石川の適時打で山下幸が生還し、突き放した。
 石川はフォークを決め球に2失点と粘投。一塁に回った山下幸はピンチの場面で何度もマウンドに歩み寄り「気持ちだけは負けるな」と鼓舞した。
 次戦は5月の市内大会で敗戦を喫した難敵島田商。石川は「自信を持って臨みたい」と力を込めた。
 (島田支局・池田悠太郎)

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