テーマ : 高校野球 静岡

⚾静岡県大会の出場40校出そろう 秋季高校野球県予選

 秋季高校野球静岡県大会の出場校を決める予選は27日、浜岡球場などで上位決定戦と敗者復活戦を行い、県大会出場の40校が出そろった。既に出場を決めているチーム同士の上位決定戦では常葉大菊川が6―4で浜松城北工に競り勝ち、浜松工が8―1、8回コールドで磐田東に勝利した。上位戦の残り3試合は28日に行う。

常葉大菊川―浜松城北工 8回裏常葉大菊川2死二塁、2点本塁打を放った児玉(中央)=浜岡球場
常葉大菊川―浜松城北工 8回裏常葉大菊川2死二塁、2点本塁打を放った児玉(中央)=浜岡球場
3打点を挙げた常葉大菊川の4番橘木=浜岡球場
3打点を挙げた常葉大菊川の4番橘木=浜岡球場
浜松工―磐田東 1回裏浜松工2死一塁、先制の2ランを放ち、笑顔で本塁を踏んだ森下=浜岡球場
浜松工―磐田東 1回裏浜松工2死一塁、先制の2ランを放ち、笑顔で本塁を踏んだ森下=浜岡球場
8回を1失点に抑えた浜松工の柴田=浜岡球場
8回を1失点に抑えた浜松工の柴田=浜岡球場
浜松工―磐田東 四回浜松工2死二、三塁、小粥が2点適時打を放つ=浜岡球場
浜松工―磐田東 四回浜松工2死二、三塁、小粥が2点適時打を放つ=浜岡球場
常葉大菊川―浜松城北工 8回裏常葉大菊川2死二塁、2点本塁打を放った児玉(中央)=浜岡球場
3打点を挙げた常葉大菊川の4番橘木=浜岡球場
浜松工―磐田東 1回裏浜松工2死一塁、先制の2ランを放ち、笑顔で本塁を踏んだ森下=浜岡球場
8回を1失点に抑えた浜松工の柴田=浜岡球場
浜松工―磐田東 四回浜松工2死二、三塁、小粥が2点適時打を放つ=浜岡球場


常葉大菊川、児玉が勝ち越し2ラン 上位決定戦  序盤に4点を先行しながら七回に同点とされた常葉大菊川は、八回に児玉の2ランで勝ち越し、粘る浜松城北工を振り切った。石岡監督は「経験のないチームなので、ちぐはぐだった」と試合展開を振り返った。
 今春の選抜を経験したエース久保をはじめけが人が多く、スタメンに1年生7人を起用。その中で夏もメンバー入りしていた児玉と4番橘木が6打点中5打点を稼いだ。
 児玉は今春、鮮烈なデビューを飾りながら夏は3年生のラストスパートに敗れ、出番がなかった。その後も調子が上がらず、打順は1番から2番に。「打ちたい気持ちが強すぎて、打席でボールを待てていない」
 この日は公式戦2本目の本塁打を含む3安打と復調の兆しを見せた。「県大会では菊川の切り込み隊長として暴れたい」と意欲を口にした。

浜松工、磐田東を圧倒 投打に順調な仕上がり  浜松工が静岡県大会に向けて投打に順調な仕上がりをアピールした。難敵・磐田東を相手に11安打で8得点と好機を着実にものにし、守っては公式戦初登板の左腕柴田が8回を7安打1失点。背番号11の柴田は「県大会でも今日のような投球ができれば」とエース争いに名乗りを上げた。
 打線を引っ張ったのは今夏も主力だった小粥と森下。夏は4回戦で掛川西にコールド負け。その悔しさを2人が新チームに引き継いだ。初回に森下が先制の2ランを放つと、四回は小粥が2点適時打で中押しした。森下は磐田東の速球派右腕を想定し「スピードのある直球への対策をしてきた」と胸を張る。
 4月に就任した増井監督のもとロースコアの接戦を想定し、堅実な守備と緻密な攻撃を磨いてきた。その成果もあって選手にワンプレーへのこだわりが根付きつつある。小粥は「4打席目は投手の代わりばなに、もう少しコンタクトしたかった」と収穫より課題を口にし、森下は「県大会ではホームランは狙わない。チャンスに1本打ちたい」と役割を再確認した。

出場40校
飛龍、富士宮北、富士市立、加藤学園、沼津東、知徳、日大三島、三島南、清水東、清流館、城南静岡、藤枝明誠、駿河総合、榛原、島田商、科学技術、浜松工、磐田東、袋井、磐田南、磐田西、聖隷クリストファー、常葉大菊川、浜松城北工、掛川東、浜松商、韮山、富士、星陵、伊豆伊東、市立沼津、常葉大橘、清水桜が丘、東海大翔洋、浜名、湖西、浜松市立、浜松日体、オイスカ、浜松開誠館
(静岡県高等学校野球連盟ホームページより)

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