テーマ : 高校野球 静岡

⚾佐藤初回に満塁弾、常葉大菊川コールド発進  全国高校野球静岡大会2回戦

常葉大菊川-袋井 1回表常葉大菊川1死、満塁本塁打を放ち、生還した仲間に迎えられる佐藤(左から2人目)=掛川球場
常葉大菊川-袋井 1回表常葉大菊川1死、満塁本塁打を放ち、生還した仲間に迎えられる佐藤(左から2人目)=掛川球場

▽2回戦(掛川第1試合)
 常葉大菊川 
 5130002―11
 0010000―1
 袋井
(7回コールド)
▽本塁打 佐藤、辻(常)
▽三塁打 勝亦(常)▽二塁打 勝亦、橘木、辻(常)
▽試合時間 2時間3分

 【評】常葉大菊川が13安打の猛攻で袋井にコールド勝ちした。
 常葉大菊川は初回、押し出しで先制すると、佐藤が満塁本塁打を放った。二回には辻がランニング本塁打。三、七回にも打線がつながり、試合の主導権を譲らなかった。
 袋井は初回から中軸が連打するなど勢いを見せたが、相手投手陣に1点に抑えられた。

公式戦初マスク 攻守で躍動  今春選抜出場の常葉大菊川は公式戦初マスクの佐藤が攻守で活躍した。初回に押し出しで先制した直後、左越えに満塁本塁打を放った。「いい場面で回ってきた。打った瞬間に入ったと思った」。低めの直球をとらえ、チームに流れを呼び込んだ。
 世代屈指の注目捕手である鈴木叶がけがで万全ではなく、出番が回ってきた。「周りから叶がいないと勝てないと言われると悔しかった。自分がやるべきことを見つけてチームを支えたい」。守備では声かけやテンポなど、投手が投げやすいようなリードを心がけた。
 石岡監督は「攻守で期待できる選手」と評価。佐藤は「いい調子を変えず、自分にできることをやってチームの勝ちにつなげたい」と次戦を見据えた。
 (掛川支局・伊藤さくら)

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