テーマ : 高校野球 静岡

⚾田方農10点 吉原との乱打戦を制す 高校野球静岡大会1回戦

田方農―吉原 4回裏田方農1死二、三塁、大城が左前に5点目の適時打を放つ=富士球場
田方農―吉原 4回裏田方農1死二、三塁、大城が左前に5点目の適時打を放つ=富士球場

 ▽1回戦(富士第1試合)
吉原
102001100―5
10160002×―10
田方農
▽二塁打 大倉、三輪(田)
▽試合時間 2時間3分

 【評】田方農が四回に集中打で6点を挙げ、両チーム合計27安打の乱打戦を制した。
 田方農は1点を追う四回1死満塁、三輪の左中間を割る2点二塁打で逆転した。大倉と大城も連打で続き、重盗も絡めて相手守備に落ち着く暇を与えなかった。
 吉原は再三好機をつくるも三度の併殺で大量得点を阻まれた。

 1~3番大暴れ
 27安打が飛び交った乱打戦は田方農が押し切った。集中打を放った1~3番は計8安打7打点と大暴れ。四回は3人の連打で打線を勢いづかせ、6点をもたらした。
 四回1死満塁の好機で1番三輪に打席が回った。2球目の直球をたたいた打球は左中間を割り、逆転の2点二塁打となった。初球のスクイズ失敗による嫌な雰囲気を自らのバットで振り払った。2番大倉は内野安打で好機を広げ、3番大城は得意という内角をさばき左前打で三輪を本塁に返した。
 「皆が後ろの打者を信頼している」と大城。上位打線のつなぐ意識が大量点を呼んだ。

 

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