テーマ : 高校野球 静岡

⚾静岡が終盤逆転、掛川東に5ー2 春季高校野球静岡県大会2回戦

▽2回戦(草薙第3試合)
静岡 001000121―5
掛川東020000000―2
▽二塁打 松下球、石橋、高木(静)岡村(掛)▽暴投 谷脇(静)
▽試合時間 1時間53分

【評】静岡が終盤に逆転し、掛川東との競り合いを制した。
 静岡は1点を追う七回、石橋、高木の連続二塁打で同点。八回は石垣拳、和田琉、中野の3連打と敵失で勝ち越した。七回から救援した左腕吉田は3回を1安打無失点で締めて流れを引き寄せた。
 掛川東は先発の小田が緩急巧みな投球で要所を締めたが、終盤に連打を許した。
7回救援の2年生左腕・吉田 1安打無失点で勝利呼び込む 静岡-掛川東 7回に救援し、3回を1安打無失点と好投した静岡の吉田=草薙球場 静岡の2年生左腕吉田遥孔の好救援が逆転を呼び込んだ。七回に救援した吉田は威力のある直球で右打者の内角を突き、凡打の山を築いた。「コースにしっかり投げれば抑えられると思った」と力強く腕を振った。
 池田監督が「負けん気が強い」と評する左腕は、県予選・代表決定戦に登板し、無失点に抑えたものの出来に納得できず、悔し涙を流した。「真っすぐが高めに浮いてしまった」。その試合以降、右肩が開かないようにフォームを修正。成果をこの日、発揮した。
 179センチ、83キロと恵まれた体格で、兄はかつて静岡のエースで4番を担った吉田優飛(日体大)。兄が背負った背番号を目標に、「スピードを上げてもコントロールできるようにしていく」と地道に努力を重ねている。

いい茶0

高校野球 静岡の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞