テーマ : 高校野球 静岡

⚾東海大翔洋逆転4強、センバツ出場の菊川破る 全国高校野球静岡大会準々決勝

常葉大菊川―東海大翔洋 相手打線を5安打3失点に抑え仲間と喜ぶ東海大翔洋の松永(中央)=清水庵原球場(写真部・坂本豊)
常葉大菊川―東海大翔洋 相手打線を5安打3失点に抑え仲間と喜ぶ東海大翔洋の松永(中央)=清水庵原球場(写真部・坂本豊)
常葉大菊川―東海大翔洋 うなだれながら球場を後にする常葉大菊川ナイン=清水庵原球場(写真部・坂本豊)
常葉大菊川―東海大翔洋 うなだれながら球場を後にする常葉大菊川ナイン=清水庵原球場(写真部・坂本豊)
常葉大菊川―東海大翔洋相手打線を5安打3失点に抑えた東海大翔洋の松永(写真部・坂本豊)
常葉大菊川―東海大翔洋相手打線を5安打3失点に抑えた東海大翔洋の松永(写真部・坂本豊)
東海大翔洋―常葉大菊川最後の打者を打ち取り、右拳を掲げて喜ぶ東海大翔洋の松永=清水庵原球場
東海大翔洋―常葉大菊川最後の打者を打ち取り、右拳を掲げて喜ぶ東海大翔洋の松永=清水庵原球場
東海大翔洋―常葉大菊川試合に敗れ、肩を落としながら整列する常葉大菊川の選手たち=清水庵原球場
東海大翔洋―常葉大菊川試合に敗れ、肩を落としながら整列する常葉大菊川の選手たち=清水庵原球場
常葉大菊川―東海大翔洋 相手打線を5安打3失点に抑え仲間と喜ぶ東海大翔洋の松永(中央)=清水庵原球場(写真部・坂本豊)
常葉大菊川―東海大翔洋 うなだれながら球場を後にする常葉大菊川ナイン=清水庵原球場(写真部・坂本豊)
常葉大菊川―東海大翔洋相手打線を5安打3失点に抑えた東海大翔洋の松永(写真部・坂本豊)
東海大翔洋―常葉大菊川最後の打者を打ち取り、右拳を掲げて喜ぶ東海大翔洋の松永=清水庵原球場
東海大翔洋―常葉大菊川試合に敗れ、肩を落としながら整列する常葉大菊川の選手たち=清水庵原球場

 ▽準々決勝(清水庵原第1試合)
東海大翔洋 
100010300―5
030000000―3
常葉大菊川
▽二塁打 橘木、内藤、辻(常)▽暴投 小沢、久保(常)▽捕逸 鈴木叶(常)▽野選 内藤(常)
▽試合時間 2時間36分

 【評】東海大翔洋が終盤に試合をひっくり返し、第3シードの常葉大菊川を下した。
 東海大翔洋は初回に米倉の適時内安打で先制。二回に3点を失ったが、五回に1点差に迫ると、七回に土方の適時打と敵失で逆転した。先発松永は二回以外は得点を許さず踏ん張り、完投した。
 常葉大菊川は内藤、辻の適時二塁打で序盤にリードを奪ったが、その後は封じられた。守備の乱れによって決勝点を与えたのも痛かった。

松永 失点後修正し完投 ピンチにも動じず  背番号10の力投が春のセンバツ出場校撃破を呼び込んだ。東海大翔洋の松永が常葉大菊川打線を3点に抑えて完投。最後の打者を二ゴロに打ち取ると、右拳を掲げながら跳ねるようにマウンドを降り、女房役の米倉と抱き合った。
 試合の中で修正しながら、尻上がりに調子を上げた。序盤はコーナーを狙いすぎてボールが先行し、甘く入った直球を狙われた。二回に3安打を浴びて3失点。「緩急をつけていこう」と攻め方を変え、100キロ前後のカーブを混ぜながら三回からは5イニング続けて無安打に封じた。
 八回には無死一、二塁のヤマ場が訪れた。ただ、「アウトを一つずつ取ろう」と心は乱れなかった。腕を振ってスライダーを内角低めに投じ、狙い通りの併殺。後続も打ち取ってピンチを切り抜け、「丁寧に投げていた。球のキレも良い時に戻っている」と森下監督もたたえる。
 新チームから背番号1を着けていたが、6月に右足首の捻挫で3週間離脱し、10番で今大会に臨む。代わってエースナンバーを背負う小根沢とはライバルというよりも「互いに助け合う」関係だ。ダブルエースが力を合わせ、頂点へと突き進む。
 (市川淳一朗)
菊川痛恨エラー  春に続く甲子園出場を目指した常葉大菊川の夏が終わった。ノーシードの東海大翔洋との競り合いに屈し、石岡監督は「(点の)取られ方が痛かった」と試合展開を悔やんだ。
 1点差を追い付かれて迎えた七回二死2、3塁。遊ゴロを内山が悪送球し、2者が生還した。この試合初めてのエラーが決勝点につながり、指揮官は「選手は責められない」とかばった。
 プロ注目の捕手鈴木叶は無安打に終わり、配球の面でも「打たれたのは自分の責任」と肩を落とした。プロ志望届の提出については「話し合って」とこの日は明言しなかった。

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