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浜松・四ツ池公園、再整備調査費2800万円債務負担行為 9月補正

 浜松市は31日の市議会大型公共施設建設特別委員会で、陸上競技場と浜松球場が併設されている四ツ池公園運動施設(中区)について、陸上競技場に特化して再整備するための調査費として9月補正予算案に約2800万円の債務負担行為を設定する方針を示した。12月以降に陸上競技場や、野球場機能の代替策などについての調査を開始する。
 調査は専門コンサルに委託する。陸上競技場は他地域事例や必要機能の調査に加え、国際大会を誘致可能な公認第1種、全国大会を開催できる公認第2種、陸上専用、多目的利用といった整備規模、それに伴う概算費用などを算定する。
 解体予定の浜松球場は、高校野球県大会やプロ野球の開催など必要機能の整理を行った上で、浜北球場など既存施設の大規模改修、市による新球場整備の可能性などを探る。
 県が遠州灘海浜公園篠原地区(西区)に整備する野球場関連の基本計画を待って、2024年9月ごろに再整備構想を確定する。
 5月補正予算に計上した浜松球場の夜間照明塔の塗装・LED化事業については、建設資機材価格や人件費の高騰、金利上昇などによって入札不調になる危険性があるとして事業方式の一部を変更し、事業費を9千万円圧縮し、12億6千万円とする方針を報告した。

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