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車いすテニス四大大会2勝の小田に正賞 中部スポーツ賞表彰

 静岡新聞社・静岡放送など静岡、愛知、岐阜、三重県の新聞、放送記者でつくる中部運動記者クラブは19日までに、本年度の中部スポーツ賞を選出し、表彰した。正賞には、車いすテニスの四大大会で6月の全仏オープン、7月のウィンブルドン選手権と2大会連続で優勝した小田凱人(東海理化)が選ばれた。

中部スポーツ賞に選出された小田凱人
中部スポーツ賞に選出された小田凱人

 2022年4月に15歳でプロに転向し、全仏では四大大会最年少優勝に輝いた小田は、「名誉ある賞をいただき大変光栄。過去の受賞者のそうそうたるメンバーの中に自分も加わることができて、とてもうれしい」と受賞を喜び、「これからも車いすテニスという競技を通じて、地元愛知県や中部エリアを盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
 特別賞は社会人野球の都市対抗大会で7年ぶり2度目の優勝を飾ったトヨタ自動車硬式野球部。功労章は高校野球の監督として東邦(愛知)、大垣日大(岐阜)を指揮し、甲子園に通算35度出場、40勝を挙げた阪口慶三氏に贈られた。

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