テーマ : 高校野球 静岡

⚾準決勝27日 藤枝明誠-浜松開誠館/東海大翔洋-日大三島 全国高校野球静岡大会

 第105回全国高校野球選手権記念静岡大会は27日、草薙球場で藤枝明誠―浜松開誠館、東海大翔洋―日大三島の準決勝を行う。第1試合は、藤枝明誠が優勝した2017年以来6年ぶり、浜松開誠館は初の決勝進出(代替大会を除く)を懸ける。第2試合の東海大翔洋は2年ぶり、日大三島は優勝した昨年に続く決勝を目指す。

威力のある直球を投げ込む浜松開誠館の近藤(左)/投打でチームをけん引する藤枝明誠の寺下
威力のある直球を投げ込む浜松開誠館の近藤(左)/投打でチームをけん引する藤枝明誠の寺下
打線を引っ張る日大三島の永野(左)/安定感が光る東海大翔洋の小根沢
打線を引っ張る日大三島の永野(左)/安定感が光る東海大翔洋の小根沢
威力のある直球を投げ込む浜松開誠館の近藤(左)/投打でチームをけん引する藤枝明誠の寺下
打線を引っ張る日大三島の永野(左)/安定感が光る東海大翔洋の小根沢

 第1試合はともに好投手を擁するチーム同士の対戦。先に点を取り主導権をにぎりたい。
 藤枝明誠の主戦寺下は最速146キロの直球が武器の本格派。打線でも主砲として、4試合で9打点を挙げている。右腕牧野は制球力があり、試合をつくる能力にたけている。これまで通り継投が予想される。
 開誠館の近藤は最速149キロの直球を軸にバランス良く変化球を織り交ぜ、今大会屈指の好投手との呼び声高い。4回戦で完封した2年生左腕松井は投げっぷりがいい。経験豊富な野手兼任の左腕広崎も控える。
 第2試合は東海大翔洋の多彩な投手陣を、日大三島打線がどう攻略するか。
 日大三島の軸になるのは3番永野。ここまで16打数10安打と猛打を振るっている。好調の綱島、当たりが出始めた寺崎ら前を打つ打者が鍵になりそうだ。主戦関野は緩急を操り的を絞らせない。
 翔洋のエース左腕小根沢は安定した制球に緩急が加わり調子は上向き。長身右腕松永は、準々決勝の常葉大菊川戦で完投し、実力を示した。左腕牧野も力がある。打線は4番米倉に当たりが戻ったのが大きい。

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