テーマ : 高校野球 静岡

⚾飛龍、磐田東との投手戦制す 秋季高校野球静岡県大会2回戦

磐田東―飛龍 延長回裏磐田東1死二、三塁、三走の馬場(左)が右飛で本塁を狙うがアウトになるあしたか球場(東部総局・田中秀樹)
磐田東―飛龍 延長回裏磐田東1死二、三塁、三走の馬場(左)が右飛で本塁を狙うがアウトになるあしたか球場(東部総局・田中秀樹)
磐田東―飛龍 完封した飛龍の小曲あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
磐田東―飛龍 完封した飛龍の小曲あしたか球場(東部総局・田中秀樹)
磐田東―飛龍 延長回裏磐田東1死二、三塁、三走の馬場(左)が右飛で本塁を狙うがアウトになるあしたか球場(東部総局・田中秀樹)
磐田東―飛龍 完封した飛龍の小曲あしたか球場(東部総局・田中秀樹)

▽2回戦(あしたか第3試合)
飛 龍 0000000001―1
磐田東 0000000000―0
 (延長10回タイブレーク)
▽二塁打 山川、東井(飛)馬場、堀尾(磐)▽暴投 小曲(飛)
▽試合時間 2時間10分

 【】0―0で突入した延長十回タイブレークの末、飛龍が磐田東との投手戦を制した。飛龍は十回、1死二、三塁から宮崎の適時打で1点を奪った。主戦小曲は制球力を武器に一人で投げ抜き、4安打で完封。野手陣も堅守でもり立てた。磐田東は十回裏、右飛で本塁を狙った三走が憤死し、1点が遠かった。

飛龍バッテリー 信頼揺るがず  後逸すれば敗戦という絶体絶命の場面もバッテリーの信頼は揺るがなかった。飛龍の主戦小曲はサヨナラの走者を三塁に背負った九回2死で捕手遠藤が求めたチェンジアップを決め球に投じた。打者のバットは空を切り、延長タイブレークでの勝利につながった。
 直前にチェンジアップを遠藤がはじく場面もあったが「ここぞという時はいつも投げている。(後逸は)考えなかった」と遠藤に迷いはなかった。もくろみ通り、打者のタイミングを外した。
 積極的に振ってくる磐田東打線を意識し、低めを丁寧に突いて打たせて取る投球を心がけ、十回まで散発4安打の完封。小曲は「最高。今日のような投球を続けたい」と汗を拭った。
(東部総局・矢嶋宏行)

判定覆り試合終了  飛龍―磐田東は延長十回裏、審判の判定が覆り、併殺で試合終了に。負けた磐田東側が試合後、「納得がいかない」と審判に説明を求めるなど後味の悪い結末になった。
 1点を追う磐田東は1死二、三塁から右飛で三走が本塁を狙った。返球を受けた捕手のタッチの有無が焦点になり主審は生還を認めたが、直後に塁審を含む4人で審議し、封殺を宣告し直した。主審は見えにくい位置にいたため、塁審の判断を採用したという。

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