テーマ：高校野球　静岡

⚾東海大翔洋　コールド勝ち、投打で圧倒　全国高校野球静岡大会３回戦

東海大翔洋－磐田西　１回表１死三塁、先制打を放つ東海大翔洋の和田＝清水庵原球場

　▽３回戦（清水庵原第２試合）
東海大翔洋１３００１２１―８
磐田西　　０００００００―０
（７回コールド）
▽二塁打　茂谷、磯部、岸川、土方（東）▽捕逸　小野田（磐）
▽試合時間　１時間５６分

　【評】東海大翔洋が１７安打で８点を奪い、磐田西にコールド勝ちした。
　翔洋は初回１死三塁から和田の右前適時打で先制。二回には３本の適時打で３点を加えて突き放した。投げては先発松永が６回を散発３安打、無失点に抑え寄せ付けなかった。
　磐田西は一、三、四、七回と安打で出塁したが、後続が倒れたのが痛かった。

全校応援背に３番和田が口火
　東海大翔洋の低く鋭い打球が次々と内野の間を抜けていった。１、２回戦とフライアウトが多かった課題をしっかりと修正。二回までに４点を挙げて大勢を決めた。今大会初めてとなった全校応援は約１５００人。外野スタンドにまで陣取った大応援団に背中を押された大勝だった。
　口火を切ったのは３番和田だ。「打撃練習から低い打球を心がけた」。後ろにつなぐのが持ち味という右打者はコンパクトに逆方向にはじき返す。幸先よく初回に１点を先制し、チームを勢いに乗せた。常葉大橘とぶつかる４回戦へ「静岡高を倒した勢いにのまれないように」と気を引き締めた。

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