テーマ : 高校野球 静岡

⚾浜松商、小技光り順当勝利 城南静岡に主導権譲らず 高校野球静岡大会1回戦

浜松商-城南静岡 7回表、浜松商は中村の中犠飛で三走の森(左)が相手捕手をかいくぐって本塁に生還し、6-2とリードを広げる=浜松球場
浜松商-城南静岡 7回表、浜松商は中村の中犠飛で三走の森(左)が相手捕手をかいくぐって本塁に生還し、6-2とリードを広げる=浜松球場

▽1回戦(浜松第1試合)
浜松商  020020210―7
城南静岡 000200100―3
▽二塁打 佐藤(浜)遠藤(城)
▽試合時間 2時間31分

 【評】先制した浜松商が主導権を譲らず、城南静岡を退けた。
 浜松商は二回、鈴木裕の犠飛などで2点を奪取。七回は佐藤の二塁打でつくった好機をスクイズなどの小技を絡めてものにした。
 城南静岡は四回に寺田、七回に鈴木の適時打などで得点したが打線につながりを欠き、及ばなかった。
 古豪上位へ 自信のバント連発
 小技が光った古豪浜松商が、堅実な攻めで勝利をつかんだ。
 二回に敵失で奪った先制点が、チームを勢いづけた。四回に追いつかれても慌てず、五回に4番佐藤がインコース高めの直球を引っ張り、左前へ勝ち越し適時打を放った。「一球前の大きいファウルの感覚が良かったのでいけると思った」と笑顔で振り返った。
 「足を使いつつ、手堅くやる」(戸塚監督)というチームの真骨頂が発揮されたのは七回。佐藤が中前に落とした一打で二塁まで進むと、「追い込まれても成功する自信があった」と松井がスリーバントで進塁させ、大石がスクイズを成功させて返した。
 戸塚監督は「練習試合でも追い込まれてからのバントはやってきたし、準備してきたので迷わなかった。細かいミスを修正し、上を目指す」と声に力を込めた。
 

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