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甲子園立つ先輩「憧れ」 浜松開誠館 近藤投手へ 湖西の少年団声援

 兵庫県西宮市の甲子園球場で14日に行われた、全国高校野球選手権大会の浜松開誠館―北海(南北海道)戦。浜松開誠館の近藤愛斗投手が小学生時代に所属した湖西市の新居町野球スポーツ少年団の児童らが同日、同市の柏原公民館に集まって試合をテレビで観戦し、憧れの先輩に声援を送った。

近藤愛斗投手に声援を送る小学生ら=湖西市新居町の柏原公民館
近藤愛斗投手に声援を送る小学生ら=湖西市新居町の柏原公民館


 小学生7人とコーチや保護者が固唾(かたず)をのんで試合を見守り、八回裏に近藤投手が登板して満塁のピンチを乗り越えた際には、ひときわ大きな声を上げた。結果は惜敗だったが、甲子園球場の大舞台に立った近藤投手に拍手を送った。
 同少年団主将で新居小6年の西里凜皇君(11)は「打撃もピッチングも迫力があって勉強になった」と刺激を得た様子。同4年荻野涼平君(9)は「粘り強さに憧れる。愛斗君のような選手になりたい」と話した。
 近藤投手は野球経験者の祖父や父、兄に囲まれて育ち、小学生の頃からピッチャーを務めていたという。前監督の藤田和美さん(65)は「教え子が甲子園に出る姿を見られてうれしい。まずは『ご苦労さん』の一言に尽きる」と健闘をたたえた。コーチの疋田孝次さん(64)も「いい試合だった。本県代表として久しぶりに初戦を突破して、大したもんだ」と目を細めた。
 (湖西支局・杉崎素子)

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