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⚾藤枝明誠は準々決勝から/開誠館は中京、日大三島は鈴鹿と初戦 秋季高校野球東海大会

 来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球東海大会(21日開幕、岐阜県)の組み合わせが10日、決まった。静岡県大会優勝の藤枝明誠は準々決勝から登場し、県岐阜商(岐阜2位)―豊橋中央(愛知3位)の勝者と対戦する。県2位の浜松開誠館は中京(岐阜3位)、県3位の日大三島は鈴鹿(三重2位)と1回戦でぶつかる。

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 大会は静岡、愛知、岐阜、三重の代表各3校が出場。決勝は29日午前10時から、長良川球場で行う。県勢の選抜出場は、コロナ禍で中止となった2020年の加藤学園(明治神宮枠)、21年の三島南(21世紀枠)、22年の日大三島、今春の常葉大菊川と4年連続。来春の東海地区の出場枠は3校に増え、県勢は5年連続を狙う。
 藤枝明誠は井手尾、一瀬、皆川ら今夏4強のメンバーで固める内野は鉄壁。三塁梶田も県大会で再三の好守を見せている。県大会のチーム打率は3割1分4厘と攻撃力もあるだけに、左腕日吉、右腕山田ら投手陣の出来が鍵を握りそうだ。
 2季連続の甲子園を見据える浜松開誠館は県大会のチーム打率が3割8分。俊足選手がそろい、畳みかける攻撃ができる。守っては今夏を経験した主戦松井が県3試合で19回1失点と安定しているだけに、2番手投手の台頭に期待したい。
 日大三島は2年前の松永(筑波大)のような投打の柱がいないため総力で勝負する。エース左腕関野の調子が勝敗を左右しそうだ。185センチの右腕小川ら潜在能力の高い1年生が県大会での実戦経験を生かせるか。打線の援護が必要不可欠だ。
 (運動部・結城啓子)

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