テーマ : 高校野球 静岡

⚾磐田西継投 逃げ切る  全国高校野球静岡大会2回戦

磐田西―湖西 6回から登板し好救援した磐田西の鈴木=焼津球場
磐田西―湖西 6回から登板し好救援した磐田西の鈴木=焼津球場

▽2回戦(焼津第1試合)
 湖西 
 010000201―4
 10000310×―5
 磐田西
▽二塁打 森長(湖)榊原(磐)▽暴投 鈴木(磐)▽捕逸 小野田(磐)
▽試合時間 1時間56分

 【評】磐田西が粘る湖西を振り切った。
 磐田西は初回、播磨の三盗で相手の送球がそれる間に生還して先制した。同点で迎えた六回は榊原と佐治の連続適時打で3点を追加。七回にも相手の失策で加点した。
 湖西は九回に1点を返した後、2死一、二塁の好機をつくったが、及ばなかった。

2番手鈴木 好救援 先発負傷で緊急登板  磐田西は同点で迎えた六回、榊原と佐治の中軸の連打で3点を挙げ、主導権を握った。投げては先発宮本が負傷交代するアクシデントを受け、六回から緊急登板した左腕鈴木が粘りの投球で好救援した。
 六回1死一、二塁、榊原は3球目の内角直球を振り抜き、打球は左翼手の頭上を越えた。「けがをした宮本の分まで絶対に打ちたかった」。チームの打撃練習メニューを考案する“打撃リーダー”が、勝負どころで貴重な追加点をたたき出した。続く佐治も左翼への適時打でクリーンアップの役割を果たした。
 2番手鈴木は毎回走者を背負いながらも、力強い直球と緩い変化球を丁寧にコースに投げ分けた。「球の伸びと切れ、制球は今までにないほど良い感覚だった」とうなずいた。
 次戦の相手は強豪・東海大翔洋。榊原は「どんな相手でもやることは変わらない。打撃でチームを引っ張りたい」と言葉に力を込めた。
 (藤枝支局・青木功太)

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